cLi0nE37’s blog

心のゴミ箱

雑草と崇拝

私はずっと綺麗で繊細な花に心を惹かれてきた。でも、最近は道路に生きる雑草に魅力を感じ始めている。

自分を守れるのも、信じてあげられるのも、味方になってくれるのも、全部自分しかいない。

頼りなくても、すぐにへこたれても、自分しかいない。

神様も仏様も信用できない。

ずっと、生まれた時からずっと、何も信じられない。歴史を学んでも、私には神様を崇拝する気持ちがずっとわからなかった。

だって一番辛い時に助けてくれない、呼んでも来てくれる訳じゃない。

見守ってくれるくらいの位置にはいるかもしれない。わからない。でも、確実に言えることは、何かをしてくれる訳じゃないってこと。

人間だってそう。

私の人生に何かを言う人が、私の人生の責任をとってくれる訳じゃない。一生面倒を見てくれる訳じゃない。

結局全部自分で尻拭って、自分で腹決めて、自分を全てから守って生きていくしかないのだ。

雑草は、図々しく栄養をどこからか得てきてアスファルトに根強く生きていた。抜かれても抜かれても、根っこだけは絶えずにそこにいた。どんなに綺麗で繊細に花開いても一瞬で息途絶えたらそこまでなんだ。

何度打ちのめされても、真っ直ぐでなくても、綺麗でなくても、立ち直る、諦めずに続ける。凄くなくて良い、周囲から認めてもらえなくても良い、立ち直り続けることが何より大事なんだと、そう思うようになってきた。