cLi0nE37’s blog

心のゴミ箱

堂々巡り

大丈夫だと思っても何度も繰り返す、どうしようもなくダメな日々。

少しずつ回復して少しずつダメな自分も受け入れられて、できないことをできるに持ってくのをやめて、できなくても楽しくやることを覚えて、諦めも覚えて、今の自分を壊すものからは距離を置いて、そうやって少しずつ自分のペースを掴んできた。

それでも急にやってくるどうしようもないナニカ。積み上げてきたものを全て掻っ攫っていく。

そのきっかけはいつも、他人のちょっとした一言、ちょっとした悪意。

自分ではどうにもできないその一つがいつも私の全てを蝕んでいく。そして空になり、空で在り続けることに飽きた私が、また一つずつと勇気や希望を積み上げていく。

後から思い返せば、なんであんな事で挫けたんだと思ってしまう、その時の私にとっては重大な事だったはずなのに。自分を責めたくないのに、人は変えられないから自分を責め続ける。

一度傷ついた心はどこにいるんだろう。大丈夫な時、私は無理をしているのだろうか。心の傷に見て見ぬふりをしているのだろうか。元気な私も私であってありのままなはずなのに、どこか嘘くさく感じてしまうのは何故だろう。

20数年生きてきて、今まで、元気な時が普通で、落ち込む時はあれど陽気なのが自分だと認識していた。疑ったことはなかった。それなのに、今では暗い時の自分の方がやけに生々しく自分らしく感じてしまう。元気な時は調子がいいときで、その希望はいとも簡単に崩れることが当たり前になってきた。

そんなはずはない、と、元からそうだった、の境目が曖昧で訳もなく苦しい。

こんなに沢山のモノに溢れててなんでも検索すれば出てくる世の中に、私の在り方や私の心だけが何故か見つからない。

心が悲鳴を上げ精神が崩れたあの日から進んでは戻り、また進んでは戻り、ちっとも前に進めていない。