不明確さと寄り添う
小さい頃は、感情に対する理由は明確だったし、悲しい、嬉しい、喜怒哀楽も既存の言葉で端的に表すことができた。
しかし、今は違う。
何が辛いか理由もわからないまま何日も心にもやがかかって抜け出せないことも多いし、ストレスで身体がSOSを出してたって理由がわからないから一時的に薬で良くすることしかできない。
自分の感情だってわからないことも多い。嬉しい、楽しい、苦しい、辛い、悲しい、では表しきれない感情で満ち溢れている。
苛立ちを覚え、我慢し、後々考えてみると、自分は本当は悲しかったことに気がついたりもする。
年々複雑になる感情と、一度凹んだらなかなか立ち直れなくなってきている自己と、どのように折り合いをつけていくべきなのか、毎日模索している。